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無垢板

アローナがつくる自然住宅の、主役ともなる無垢板(主に、杉や桧)

木から切り出されたままの無垢板には、シックハウス症候群の原因とも言われている接着材は当然の事ながら使用されていません。

無垢板の持つ様々なメリットをご紹介致します。

肌触り・風合い効果

自然の肌ざわりと木目の雰囲気がリラックス効果大です。
小さな子どもがそのまま肌をつけても大丈夫。
梅雨時や夏は、裸足で杉の無垢床を味わってみて下さい。 合板系のフローリングとの肌ざわりの違いを実感できます。
日常の暮らしの中での木肌を感じながらのリラクゼーション効果です。

調湿効果

梅雨時は家の中が湿りがち、反対に冬になると乾燥しがち。でも木はジメジメしてくると湿気を吸い、カラカラしてくると湿気をはきだすから、いつでも快適です。
湿度を上手に調節して、ダニやカビ・細菌を住みにくくします。
120mm×120mm×3mの柱一本でビール瓶の中瓶1.25本分の水分をコントロール出来るのです。
自然のエアコン効果を兼ね備えています。

アレルギー抑制効果

住まいのダニやカビが、アトピー性皮膚炎の原因のひとつだと言われています。 木はお部屋の湿気を調節して、ダニやカビ・細菌が発生しにくい環境を作ります。 もちろんダニのえさとなる食べカスやフケ・ホコリを掃除することも大切ですね。

森林浴効果

木の香りにはフィトンチッドという成分があって、殺菌をしたり心を落ち着かせる働きがあります。臭いを消す作用もあるから、とっても気分がいいのです

断熱・保温効果

なぜ、フライパンの取っ手に木が使われているのか、ご存知ですか?
それは木は熱を伝えにくいから火にかけても熱くなりにくいからです。
コンクリートや鉄筋の家に比べ、木造の家は冬でも案外暖かく驚くことがあります。 これは木材にはコンクリートの10倍、鉄の200倍の保温力があるからです。
特に杉の厚板(30o)は、グラスウールの10倍の断熱効果があります。

紫外線吸収効果

『木』にはギラギラする反射を抑える働きや、『木』に紫外線を吸収するパワーが秘められているのをご存知ですか? コンクリートは紫外線を跳ね返しますが、木材はこの紫外線を吸収してしまうのです。
鉄筋コンクリート校舎に通う子供たちよりも、木造校舎に通う子供たちの方が、近視になりにくいという報告にもあるように、『木』はこの紫外線吸収パワーで、有害な紫外線から私たちを守ってくれるというわけです。
こうした中で改めて木造校舎が見直されるようになり、学習机やイスなどの備品についてもスチール製ではなく、木製のものを取り入れようという取り組みをする地域も出てきました。


衝撃吸収効果

木は堅そうに見えるけれど、ほどよい弾力性があってショックをやわらげます。
たわみの効果も高く、ほどよいクッション性能を発揮し足・腰・膝への負担を軽くします。
特に針葉樹のフローリングは適度な柔らかさを持っているため、学校や幼稚園などの子供・お年寄りの方たちの住環境にも取り入れられています。

不快音吸収効果

ギター、バイオリン、ピアノ。木で作られている楽器はとても多いですね。
木は余分な音を吸収するので、音色が美しくまろやかに響きます。

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